コバイケイソウ
2018/04/01 (since2012/06/12)
高層湿原の夏
車山に行ったのは、はじめてのコバイケイソウに出会うため。
ついでに八島湿原も訪問して、高層湿原の夏を満喫。
車山湿原の感動は、
草原の中に白いコバイケイソウと橙色のレンゲツツジとのファンタジー、
車山ならではの、色も空間も広がりのある風景です。
これは、壁紙サイズでないと、素晴らしさが伝わりにくいかも・・・
ぜひ、壁紙も御覧ください。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/400, -1.00EV
2011年の車山は3〜4年周期でやってくるコバイケイソウの当たり年だったようだ。
ご覧のように立派な花が、湿原の至る所に咲いている。
それもこれも、わたしにしては珍しく、ニュースをままうのみにして、
その週末にやって来たおかげで、旬の花を見ることができたわけだ。
しかも、コバイケイソウを認識して見るのは、この車山が初めてだ。
いつも春先の山に行って、この立派な葉からどんな花が咲くのだろうと思っていたのだから。
Canon EOS 7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/60, +0.33EV
八島ヶ池の東のはずれのあたりの風景だ。
上端には川と川向こうのコバイケイソウの茂みも見ることができる。
ゆったりとした川の流れにコバイケイソウの群落に癒しを感じた。
Canon EOS 7D EEF100mm f/2.8L Macro IS USM
1/160s f25.0, -1EV
車山湿原
車山湿原のコバイケイソウは形の変わった白い花と
レンゲツツジの朱色との競演が見事。
紅白揃い踏み
車山はレンゲツツジも花盛りで、コバイケイソウと紅白の競演となった。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f5.6, 1/100, -0.67EV
車山というのもこれが初めてで、この平坦さが独特の山並みに
白いコバイケイソウと、橙色のレンゲツツジが変化をつけていく様が見事。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/160, -0.33EV
上から眺めるとまた別の味わいだ。
コバイケイソウは水が大好きらしく小川に沿って花が集中している。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/400, -0.33EV
ただただ見事というしかないにぎやかさ。
手前の緑色の葉はヤマドリゼンマイ。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/400, -0.33EV
霧ヶ峰の八島湿原でも見られるコバイケイソウとヤマドリゼンマイの競演。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/200, -0.33EV
オールスターズ
上からレンゲツツジ、ヤマドリゼンマイ、コバイケイソウとオールスター揃い踏み。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f25.0, 1/160, -0.33EV
湿原の全景を目線で捉えてみるとこんな感じ。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/25, -1.00EV
車山のコバイケイソウはボリュームもレンゲツツジやヤマドリゼンマイとの色合いが見事で
焦点を絞り切れず、こんなにいっぱい写真を提供してしまいます。
どこをどう切り取っても素晴らしいのですが、こういう遠景が絵になる所は少ないと思います。
Canon EOS 7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/400, -0.67EV
せり科の花と違って、虫が少ないようで、白さがしっかり写せます。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/250
山の空気がおいしい〜
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/100, -0.67EV
霧が晴れて少し明るくなってきました。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/125
見とれてください。
Canon EOS 7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/400
今にもふわ〜っと風が吹きそうな、夏。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/250
八島湿原
八島湿原は車山湿原と隣合わせだが、レンゲツツジが少なく様子がガラリと違う。
そのかわりに、ヤマドリゼンマイの鮮やかな緑が地味ながらも美しい。
コバイケイソウとヤマドリゼンマイ
ヤマドリゼンマイを盾にコバイケイソウの花が咲いていた。
八島湿原では、ほとんどがこの組み合わせのようだ。
足元は暗く沈みこんでいて、日の当たる余地のない様子。
湿原の冷たい水はこれらの植物で冷たさが保たれるのだろう。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/500 f11.0
勇壮に広がる八島湿原に広がりを見えるコバイケイソウ。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
1/125s, f16.0, -1.00EV
コバイケイソウとレンゲツツジ
先ほどのヤマドリゼンマイに加えてレンゲツツジが加わった。
7月上旬の八島湿原はこの3つの植物で埋め尽くされていた。
コバイケイソウの白は大柄で派手、これに赤と緑が加わった色の変化が素敵だ。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/125s f11.0
目線で追いかけてみた。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
1/640s, f6.3, -1.00EV
斑模様
コバイケイソウの模様がまだら模様のように湿原に広がり
長い年月をかけて植物同士が縄張り争いをした結果だろうか、
ジグソーパズルを見ているような景色が面白いと思った。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400s, f11.0, -1.33EV
車山と比べるとレンゲツツジはかなり少なめ、コバイケイソウが目立つ。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
1/500s, f6.3, -1.300V
辞典で詳しく調べる
シュロソウ科シュロソウ属>コバイケイソウ
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