ノアザミ／花之江の郷～四季の山野草

花之江の郷

花之江の郷では、他の植物園とは違った思いもよらぬ花が
群落を形成して楽しませてくれる所。
ノアザミもそのうちの一つで、春にただ一つ咲く種類のアザミが一杯だ。

よく見ると、奥日光や尾瀬で見るノアザミと少し見栄えが違うかな。
葉の無い長い茎の先に花を付けるのがノアザミかと思っていたが、
日照が十分なのか肥料が豊富なのか、葉も茎もしっかりしている感じ。
でもノアザミに違いない。花之江の郷の紹介もノアザミだ・・・

季節は5月、ゴールデンウィークを過ぎてからが本番だ、

ノアザミの頭花には両性花と雌花の2種類があって、
頭花のさらに先端に白く見えるのは花粉で両性花だけにつくらしい。
右の雌花に蝶が止まっているということは、蜜が出ているんでしょう。

言わずと知れたクローズアップ写真。
ちょっと引き気味にして、蕾から開花までの花の形態が見れるおうに。

お花畑。

花之江の郷の自然な感じが伝わるように撮ってみた。
すくっと真っ直ぐに上に伸びるノアザミの株が素晴らしい。

群落を写真にするとこのレベル。花は密集していない。
5月も下旬になれば、下の花も咲いて、もう少しにぎやかになるだろう。

この時期の良さは、枯れた花がまだ無いので株全体が美しいことだ。