キンラン／みかも山（三毳山）～四季の山野草

三毳山のキンラン

三毳山の東にあるとちぎ花センター脇のみかも山公園東入口の
大きな駐車場から少し入ると、あたりは静まりかえって
ここ、あそこに咲いている山野草達が歓迎してくれる。キンランもそのうちの一つだった。
その後、北側のかたくりの里にもキンランを見つけることができた。

2017年5月、三毳山の北側を散策していると道端にキンランが1株咲いていた。
当然のごとく、マクロで拡大に挑戦も、風が止むことがなくぎりぎりの撮影に。

超望遠（300mm）によるズームアップ画像である。
東入口の三毳山で見たキンランは地面から１ｍ以上ある木道からしか
観察できないように保護されているもので、肉眼では下の写真のような状態だ。

まだ、咲き始めのためかボリュームも感じられないのが残念。
ゴールデンウィークの終わり頃なら、もう少し花開くかもしれなかった。

年が違って、周囲に草むらができている状態。キンランも頑張っている。

花之江の郷

三毳山から車だと栃木市内を抜けるので小一時間というところ。
山というカテゴリーで考えると近隣だろうから、以前から自生していたかもしれない。
いまは、植物園の一角にひっそりと咲くキンランたちを紹介しよう。

キンランは三毳山で紹介するか、花之江の郷か迷ったが、
山野草としては、より近い状態で咲いている気がする三毳山に軍配をあげた。

一番充実していた一群、まだつぼみだが、既に華やかさがある。