カシワバアジサイ

最終更新日
2016/04/24
●学名
Hydrangea quereifolia
●科名
アジサイ科アジサイ(ハイドランジア)属
●花期
初夏〜夏
●生育地

北アメリカ東南部に自生する落葉低木。

●特徴

葉も円錐花序も大きく、花序は30p以上の長さになりすばらしい。

●写真集

カシワバアジサイの花カシワバアジサイ 太平山

●育て方

水はけさえ良ければ用土はあまり選ばない。

春、秋はよく日に当てるが、夏は半日陰に置く。

水やりは十分に、とくに夏は水切れに注意。

繁殖は挿し木が株分け。

細かめの山砂や鹿沼土、桐生砂、赤玉土、ミズゴケ等々、清潔な用土なら何でも良い。

●近縁種

アジサイ (いわゆる西洋アジサイのこと。花は全て装飾花。)

エゾアジサイ (雪の多い地帯に生える落葉低木。濃青色の花をつける。)

ガクアジサイ (房総半島・三浦半島・伊豆半島・伊豆諸島・小笠原に分布する。アジサイの母種。)

コアジサイ (ヤマアジサイの八重咲き種。本州の関東以南と四国の温帯および暖帯の山地に自生する落葉低木で、高さは1〜2m。初夏に淡碧色の花をつける。)

タマアジサイ (本州の福島〜岐阜県に分布し、山地の沢沿いなどに生える。)

ノリウツギ (別名サビタ。北海道から本州、四国、九州および屋久島の山地など、亜高山から山麓にも自生する落葉の大型低木で、高さ2〜3m程度。盛夏の頃、白色の清楚な花をつける。)

ヤマアジサイ (別名をサワアジサイといい、本州の関東以西、四国、九州の山地の林中などで見られる。)

●和名
柏葉紫陽花、葉形がカシワに似ているのでこのような名前が付けられた。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)