日本原産。房総半島、三浦半島、伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島の海沿いの林内や林縁に自生する。
ガクアジサイを原種として派生したものが多い。
高さ3mほどになり、枝が見えないほど葉を茂らせる。葉は厚く光沢があり、長さ15p、幅10cmほどの広卵形。両性花は5弁で小さくぱちぱちとした雄しべが目立つ。装飾花は大きく花弁状の萼片は4枚。
ガクアジサイ 太平山
ガクアジサイ 夏の庭
半日陰が良い。乾燥させないこと。
挿し木で容易にふやせる。株分けも可。
アジサイ 西洋アジサイ(欧米で品種改良された)
エゾアジサイ (雪の多い地帯に生える落葉低木。濃青色の花をつける。)
カシワバアジサイ (北アメリカ島南部に自生する落葉低木。)
カシワバアジサイ (北アメリカ島南部に自生する落葉低木で、葉形がカシワに似ている。)
コアジサイ (本州の関東地方以西〜九州の林に自生、装飾花はない。)
タマアジサイ (本州の福島県〜岐阜県の太平洋側の山地に自生、花序が球形になる)などがある。
ノリウツギ (別名サビタ。北海道から本州、四国、九州および屋久島の山地など、亜高山から山麓にも自生する落葉の大型低木で、高さ2〜3m程度。盛夏の頃、白色の清楚な花をつける。)
ヤマアジサイ (関東地方以西、九州まで、また韓国の低山の湿った林内にふつうに見られる落葉低木。)