全体にあらい毛があり、40〜80cmになる。葉は狭卵形でふちに不ぞろいのこまかい鋸歯がある。茎の先端または上部の葉のわきに10個内外の花を密につける。花冠は青紫色の漏斗状で、上向きに咲く。
紫花
白花
ヤツシロソウ 四季の山野草〜庭の春
もともと九州といっても、高山に生えているので、風通し、水はけの良いところに植える。種まきの場合は、春にまいて翌年の初夏に咲く。
イワギキョウ (北海道、本州(中部以北)、千島ほか。高山帯のやや湿った岩場に生える多年草。)
カンパヌラ・グロメラダ (ヤツシロソウの母種でより小型。ヨーロッパ北部からシベリア原産。)
キキョウ (日本、朝鮮半島、中国に自生する多年草。)
チシマギキョウ (北海道・本州の中部地方以北の高山の礫地や岩の割れ目などに自生。葉の表面に光沢があり、花は横向きに咲いて、花冠の内側と裂片の縁に長い毛があることでイワギキョウと区別する。)
ヒメヤツシロソウ (ヨーロッパの基本種の矮小種が日本でも流通。)
ベルフラワー (南ヨーロッパ原産の矮性種。)
ホタルブクロ (ヤマホタルブクロの母種。ヤマホタルブクロより低地に生え、野原や丘陵に多い多年草。花冠はヤマホタルブクロに比べるとやや淡い色のものが多い。萼片の湾入部にそり返った付属体がある。)
ヤマホタルブクロ (ホタルブクロの変種。萼裂片に反り返る付属片がない。)
八代草。熊本県の八代で発見されたのでこの名がある。
別名:リンドウ咲きカンパニュラ