オトメギキョウ・ベルフラワー

最終更新日
2016/01/12
●学名
Companula portenschlagiana
●科名
キキョウ科カンパニュラ(ホタルブクロ)属
●花期
5月〜7月
●生育地
南ヨーロッパ原産の矮性種。
●特徴

丈は15cmくらい、茎は密生して株状になる。葉は丸い心臓部で鋸歯があり、葉柄がある。株の上部に多数の花を次々に咲かせる。花が鐘型で直径1.5cmぐらい。青紫色で、開花期は5〜6月ごろ。よく鉢植えにされるが、庭に植えてもよい。

●写真集

オベルフラワーの花ベルフラワー  庭の春

●育て方

日当たりを好むが長雨は禁物。花が終わったら半日陰において、涼しく管理する。繁殖は開花後、株分けか地下のランナーによる。戸外で越冬できる。丈夫でつくりやすい。

●近縁種

イワギキョウ (北海道、本州(中部以北)、千島ほか。高山帯のやや湿った岩場に生える多年草。)

カンパニュラ・ガルガニカ (オトメギキョウに似た矮性種で、イタリア南部の原産。茎を斜め横に伸ばし、星形の花を多数をつける。)

キキョウ (日本、朝鮮半島、中国に自生する多年草。)

チシマギキョウ (北海道・本州の中部地方以北の高山の礫地や岩の割れ目などに自生。葉の表面に光沢があり、花は横向きに咲いて、花冠の内側と裂片の縁に長い毛があることでイワギキョウと区別する。)

ホタルブクロ (ヤマホタルブクロの母種。ヤマホタルブクロより低地に生え、野原や丘陵に多い多年草。花冠はヤマホタルブクロに比べるとやや淡い色のものが多い。萼片の湾入部にそり返った付属体がある。)

ヤツシロソウ (九州の山地にまれに生える多年草。)

ヤマホタルブクロ (ホタルブクロの変種。萼裂片に反り返る付属体がない。)

●和名

乙女桔梗(カンパニュラ・ポルテンシュラギアナ)。
別名ベルフラワー。

●花言葉
感謝
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、新365日の園芸百科(主婦の友社)、花と木の名前(主婦と生活社)