トキワイカリソウ 庭の春
早春から梅雨まで良く日に当て、日射しの強い時期は日陰で管理する。
潅水は多めに与え、水切れに注意する。常緑なので冬期の乾燥にも注意する。
肥料は春・秋に置き肥を与える。
毎年、花後か秋に植え替え、赤玉土を主体に植え付ける。植え替えを怠ると花付きが悪くなる。
増殖は株分け・実生・根伏せができ、実生は採り撒きする。
耐寒性は強い。耐暑性もあり初心者向き。
イカリソウ (日本全国の樹林下に野生する多年草。花色の変異は強く、淡紫色から濃桃色にわたる。白花もある。)
オオバイカリソウ (石灰岩地にまれに生える多年草。バイカイカリソウとトキワイカリソウの雑種起源とする説もある。)
キバナイカリソウ (薄黄色の花で北海道から本州の日本海側を中心に分布する。関東の一部の高山の蛇紋岩帯に生える小型で薄黄色花のクモイイカリソウはこの種の変種と見られている。)
クモイイカリソウ (北関東や上越国境の一部蛇紋岩帯の高地に生え、小葉の縁に棘状の毛がない。)
サンカヨウ (本州(中部地方以北)から北海道・樺太似分布し、深山の林床や沢に生える多年草。)
タツタソウ (早春に上品な淡紫色の花をつけ、山草として人気がある。)
バイカイカリソウ (白花で花弁に距のない小型の花を咲かせる種で、本州の中国地方、四国、九州に分布する。)
ヒゴイカリソウ (肥後碇草は熊本県に産し、葉の両面に開出毛があり、花が白色のもの。ヒゴイカリソウは形質が連続することから、ヤチマタイカリソウに含む見解がある。)
ヒメイカリソウ (イカリソウとバイカイカリソウの雑種起源と考えられている。)
ヤチマタイカリソウ (基本種の八衢碇草は石灰岩地に生え、葉は3回3出以上、小葉は小型で両面とも無毛。花は白色。本州、四国、九州に分布する。)