ヤマエンゴサクに似ているが、全体に細長く、小葉は小さいものが多い。花は長さ1〜1.3pと小型で細く、花序は長い。苞の先は切れ込みが、切れ込みのないものもある。
ミチノクエンゴサク 坂戸山
春は日当たり、花後は半日陰でやや乾き気味に管理。
花後すぐに地上部は枯れてしまうので、液肥をまめに与えて短期間に肥培することが必要。
用土は水はけの良いものを用いる。
肥培がうまくいけば、分球して増える。
エゾエンゴサク (本州北部の日本海側と、北海道の湿った林下やスキー場のような開墾地似生える多年草。)
ジロボウエンゴサク (本州の関東以南、四国、九州に分布。 ヤマエンゴサクにある苞に切れ込みがない。)
ミヤマキケマン (本州の近畿地方以北に分布。山地 日当たりのよい、林縁、道路法面、崩壊地、谷川の礫地などに生える越年草。)
ムラサキケマン (平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える越年草。)
ヤマエンゴサク (本州・四国・九州に分布。花色は青紫〜赤紫色まで幅がある。エゾエンゴサクは,托葉の全縁か大きく不規則に切れ込むが,ヤマエンゴサクでは,櫛の歯状に細かく切れ込むことで区別する。)
海外には300種を超えるコリダリスがあり、花色もさまざまなものがある。