日本固有種。
本州(北アルプス八方尾根)に分布。高山帯の蛇紋岩崩壊地の草地に生える。1997年に発表された。
葉は細く幅2〜4mm、斜め上向きにつく。
蛇紋岩地や石灰岩地には変わりものが現れることが多い。
ハッポウウスユキソウ 白馬八方尾根
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カワラウスユキソウ (南アルプスの長野県側の石灰岩地に分布。全体に小型で、茎葉は長さ2p、幅5mmほど、両面に白色の綿毛が密生する。)
チシマウスユキソウ (南千島の海岸付近の岩場に自生する。)
ハヤチネウスユキソウ (岩手県早池峰山の蛇紋岩地に自生。)
ヒメウスユキソウ (高山帯の花崗岩の岩場に生える多年草。)
ホソバヒナウスユキソウ (至仏山・谷川岳に自生する細葉変異型。)
ミネウスユキソウ (本州中部地方の高山帯に自生。小型種。頭花は数個がかたまってつき、柄はないか、あってもごく短い。)