世界の熱帯から温帯にかけて70属1500種、日本に3属10種、日本の固有植物は1種3変種。
多年草で、葉は内側にたたまれて合成された剣状の単面葉を2列に互生し、花は3数性、両性で大型、美しいものがある。子房は会で3室、果実は刮ハで種子は多数ある。根茎と球根、花被片がほぼ同形、外花被と内花被は異型、花被は合成するなどによって大きく区分される。
Irisは「虹」の意味。アヤメ科のジャーマンアイリスにさまざまな色があることに由来する。
(印象)基本的には大柄な花で水を好む、という印象のアヤメ科だが、クロッカスや満州アヤメのように背が小さく、可愛らしい(花は大きめだが)のもいる。球根に根がびっしりからみついて、移植がしにくい気がする。
最終更新日 2018/02/26