シャガ

最終更新日
2017/06/12
●学名
Iris japonica
●科名
アヤメ科アヤメ(イリス)属
●花期
4月〜5月
●生育地

本州、四国、九州に分布し、山地の湿った林下、斜面などに大群生する常緑多年草。

●特徴

高さ30〜60cm。花は外花被片の基部に黄色の網目模様があり、内花被片は直立する。根茎は多数の褐色の被われる。

学名がイリス・ジャポニカになっているが、古い時代に中国から渡来したものと考えられる。
和風の庭の下草のほか、日陰のグラウンドカバーにむく。

●写真集

シャガの花シャガ 太平山

●育て方

花が終わった直後の5月に植える。

●近縁種

アヤメ (シベリアから日本に分布する。外花被片にひげ状の突起のない根茎性アイリスの1種。)

イチハツ (中国原産で、古くから栽培されている。外花被片にまだら模様がある。)

エヒメアヤメ (本州の中国地方、四国、九州の山地に自生。花茎が5〜10cmと小型。)

カキツバタ (日本各地の水湿地に自生。花色は濃く、外花被片の中央は黄。内花被片は直立。)

キショウブ (ヨーロッパ全域、北アフリカ、中近東に分布し、日本やアメリカの水辺に野生化している。花は黄色。)

ダッチアイリス (ヨーロッパ南部原産のスパニッシュ・アイリスにいろいろな種をかけ合わせて作られた園芸品種。)

ノハナショウブ (日本各地の山野の草地や湿地に自生。)

ハナショウブ (ノハナショウブの園芸品種化されたもの。)

ヒオウギアヤメ (北方の湿地に自生し、紫色の花を咲かせる。)

ヒメシャガ (日本各地の山地の林内に自生。シャガより小型で花は淡紫色。)

マンシュウアヤメ (中国東北部に分布する多年草。)

●和名

射干

●花言葉
私を認めて。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)、花と木の名前(主婦と生活社)