熱帯アメリカ産のつる性の一年草で、主に中部地方以西に帰化している。
葉は互生し、卵形で先はとがり、基部は心形。花は朱赤色で中心部は黄色。花冠は直径1.5〜2pで、上から見ると五角形。
葉は羽状に深裂する。花冠は紅色で5裂し、星状で径約2cm、花筒は細長い。白色の品種もある。雄しべ、雌しべともに花冠よりとび出す。
ルコウソウの仲間で日本に知られているのは、ルコウソウ(ホソバルコウソウ)、マルバルコウソウ、ハゴロモルコウソウ(モミジバルコウソウ)の3種。葉の形で見分ける。
マルバルコウソウ 秋の野山
一年草として栽培され、初夏に日当たり、排水の良い場所に種子を播いて育てる。
アメリカン・ブルー (アメリカからアルゼンチンに分布する多年草または低木。半つる性。)
コヒルガオ (日当たりのよい草地や道ばたに普通に生える蔓性の多年草。)
ハゴロモルコウソウ (ルコウソウとマルバルコウソウの交雑種といわれる。葉の裂片の幅が広いもの。)
ヒルガオ (日本各地に分布し、日当たりのよい野原や道ばたなどに生える蔓性の多年草。)
ルコウソウ (心臓形の葉、紅黄色、五角形の花冠をもつ。)
おせっかい、多忙