オタカラコウ

最終更新日
2017/06/11
●学名
Ligularia fischerii
●科名
キク科オタカラコウ属
●花期
7月〜10月
●生育地

谷川の岸辺や中州にしばしば群生する多年草。

●特徴

山中の湿地に生える。草丈0.6〜1.2m。
花は黄色で径約4p、舌状花は5〜9個。総苞片は5個。 葉や茎には独特の匂いがある。

●写真集

オタカラコウオタカラコウ  白馬・栂池

オタカラコウオタカラコウ  尾瀬

オタカラコウの花オタカラコウ  日光植物園

●育て方

風通しの良い日当たりで管理し、日射しの強い時期は半日陰。

肥料は置き肥をし、秋に下葉が黄色くなってきたら液肥を与える。

植え替えは早春、赤玉土や硬質鹿沼土を混合し、水はけ良く植える。

増殖は株分けか、5月頃に伸びてきた新芽を挿し芽する。

●近縁種

カイタカラコウ (本州の東北地方南部・関東地方・中部地方に分布。高山の湿地に自生。)

トウゲブキ (北海道・本州の東北地方に分布。山地に自生。)

マルバダケブキ (本州・四国に分布。山地の草地や林内に自生。)

メタカラコウ (本州・四国・九州に分布。湿った草原に生える多年草。)

●和名
雄宝香。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、山草辞典(栃の葉書房)