南アメリカ原産。
ムラサキカタバミによく似ているが、イモのような塊茎(茎が変形したもの)によってふえる。花はやや色が濃く、濃紅色の脈が目立ち、数も多い。葯は黄色で花粉を出す。
(ムラサキカタバミに準じる。)
春は日当たり良く、夏は風通しの良い半日陰で管理し、水切れに注意する。
肥料は置き肥か、薄い液肥をときどき与える程度。
丈夫な草なので、特に用土は選ばないが、赤玉土と硬質鹿沼土の混合土などで植え付ける。
増殖は分球による。
カタバミ (庭や道ばたなどにふつうに見られる多年草。)
コミヤマカタバミ (深山の針葉樹林内などに生える多年草。北半球に広く分布する。日本でも、北海道、本州、四国、九州と全国に分布する。)
ムラサキカタバミ (庭や道ばたなどにふつうに見られる多年草。葯は白色で花粉はない。鱗茎によってふえ、イモカタバミより繁殖力が強い。)