分子系統解析から被子植物の中でアンボレラ科の次に分岐したとされる。APGV分類体系ではスイレン目に入り、ハルクラヤ属、オニバス属、コウホネ属、スイレン属、オンディネア属、オオオニバス属を含む。ハゴロモモ科が姉妹群となる。
世界の温帯〜熱帯にに6属70種、日本に4属8種、日本の固有植物は3種2変種が分布する水生草本で、地下茎または塊根をもつ。葉は地下茎に螺旋状に配列され、心臓形、楯形、水面に浮くか直立する。花は大きい種類が多く、単生する。両性で、萼3〜5は花弁化する。雄しべは螺旋状につく。果実は液果。
(印象)水生植物の花は強い日差しにも負けない輝きを持っているものが多く、写真を撮るときに露出がとても難しい花。そして、水の中で岸から遠いことが多く、花が大きい割にアップで撮れないことが多いという感じだ。
参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)
高山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)
園芸植物 (山渓カラー名鑑)
最終更新日 2018/02/26