世界の熱帯から温帯に29属95種、高木から低木で、日本に5属9種、日本の固有植物は4種3変種、APGV分類体系ではフウ属がフウ科として分割されている。
葉は星状毛があり単葉、螺旋状につく。拓葉はある。花は穂状または総状花序につく。花弁は4または5、あるいはない種もある。雄しべはバラ科にくらべて少なく、萼片及び花弁と同数。子房下位。刮ハ。
(印象)マンサクやトサミズキなど葉より先に花が咲くけれども、特にマンサクは桜や梅よりも早くから花が咲くところが、被写体の少ない時期に頼もしい。
トキワマンソク属(Loropetalum)・・・常緑低木、小高木で中国、ヒマラヤ、日本に1〜3種が分布する。葉は互生、楕円形、卵形で緑色、紅色。花は白黄色、紅色で葉弁は細い。
マンサク属(Hamamelis)・・・落葉低木で、東アジア、北アメリカ東部に5、6種類分布する。葉は卵形、倒卵形で、秋の黄葉、紅葉が美しい。花は4本の細い花弁をつけ黄色、銅黄色で、開葉前に開花する。庭園花木として著名。
この属にはシナマンサクがある。最終更新日 2018/02/26