ワチガイソウ

最終更新日
2019/04/14
●学名
Pseudostellaria heterantha
●科名
ナデシコ科ワチガイソウ属
●花期
4月〜6月
●生育地
本州(関東地方以西)、四国、九州に分布。山地の木陰に生える多年草。
●特徴

高さ5〜15cm。茎に1〜2列の毛がある。葉は対生し、短い柄があり、倒披針形〜卵状披針形で長さ1〜4cm、先はとがり、ふち毛がある。ワダソウに似ているが、葉が上部に集まることはない。上部葉腋から細い柄を出し、白色の5弁花を開く。葯は紫色。花弁はワダソウよりとがる。

●写真集

ワチガイソウワチガイソウ 奥日光

●育て方

-

●近縁種

イワツメクサ (本州中部似分布する日本固有の多年草。高山の岩礫地に生える。)

オオヤマフスマ (山地の草原や道ばた何度に生える多年草。)

クシロワチガイソウ (林内に生える多年草。)

ハコベ (世界中でどこにも見られる越年草。ミヤマハコベよりやや小さい花を咲かせる。)

ヒゲネワチガイソウ (山地に生える多年草。根は数個でひげ根状。)

ヒナワチガイソウ (茨城県筑波山、水戸市、東京都のごく一部などで見つかっている多年草。)

ミヤマハコベ (川岸の林中や山地の木陰などに生える高さ20〜30cmの多年草。 )

ワダソウ (長野県和田峠にちなむ名がある、探知に生える多年草。)

●和名
輪違草。
●参考図書
山に咲く花(山と渓谷社)