- 最終更新日
- 2018/03/22
- ●学名
- Rosa
- ●科名
- バラ科バラ(ロザ)属
- ●花期
- 春〜秋
- ●生育地
- バラ属は主に北半球に分布し、日本には10数種が自生している。
- ●特徴
-
一般にバラと呼ばれるものは、野生種を改良した観賞用の園芸品種で、花色、咲き方など無数に品種がある。栽培の歴史は古く、四大文明の時代にまでさかのぼるといわれる。
- ●写真集
-
バラ 夏の庭
- ●育て方
-
大苗が売り出される11〜2月が植え付けの適期。日当たりの良い場所を選び、堆肥や牛糞などを十分にすき込んで、やや高植えにする。5〜6月に売られる新苗は、5号鉢で育て、翌年の2月に植える。
- ●近縁種
-
オオタカネバラ (北海道、本州の中部地方以北の日本海側に分布し、小葉が少ない。)
タカネバラ (本州の中部地方以北、四国の剣山、東赤石山ほかに分布し、高山帯や亜高山帯の草地や岩石地に生える落葉低木。。)
- ●和名
- 薔薇。
- ●花言葉
- 赤/愛、あなたを愛します、貞節、熱烈な愛
ピンク/上品、しとやか、温かい心、満足
白/無邪気、清純、相思相愛、尊敬
黄/献身、美、さわやか、あたなに恋しています、嫉妬
オレンジ/無邪気、魅惑、信頼、絆
紫/誇り、上品、尊敬
青/夢がかなう、神の祝福
緑/穏やか
絞り/満足
斑/君を忘れない
葉/あきらめないで
トゲ/不幸中の幸い
一重咲き/静かな愛
八重咲き/プライド
1本/一目惚れ
2本/二人だけ
3本/告白
6本/夢中
7本/密かな愛
11本/最愛
99本/永遠の愛
108本/プロポーズ
999本/何度生まれてもあなたを愛します
美の女神ヴィーナスの涙から生まれたといわれており、他の花よりも群を抜いて多い花言葉から、どれだけ人々に愛されてきたのかがわかります。バラにまつわる逸話も無数にあり、古くはギルガメシュ叙事詩やボッティチェルリの絵に登場し、クレオパトラがお風呂に入れたことも記録に残っています。また、ナポレオンの妃ジョセフィーヌは、敵国からバラを集めて栽培し、現代バラの基礎を築きました。イスラム世界では白いバラは預言者ムハンマドを、赤いバラは唯一神アッラーを表すものとされています。
- ●参考図書
- 園芸植物(山と渓谷社)、花と木の名前図鑑(主婦と生活社) 、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著、ナツメ社)