北米原産の多年草。平地や山地の林床、林縁に生える。 1930年頃渡来した。
花がウメの花に似てかわいらしい。1属1種で、花色や花形などに変異がある。
草丈20cm、根は塊根状となり、長柄の根出葉をもち、2〜3回3出複葉を形成する。花茎は2.5cm、花弁状の萼片は5〜10個で、淡い紅紫色または白色。八重咲き種もある。花のすぐ下に総苞状の葉をつける。半日陰の湿った砂質壌土を好み、ロックガーデンや鉢栽培される。
バイカカラマツ 春の庭
繁殖は株分けか種子繁殖。
1属1種の多年草。アネモネ属やカラマツソウ属とは近縁。
カラマツソウ (北海道と本州の山地帯〜高山帯に生える高さ0.5〜1.2mの多年草。)
ミヤマカラマツ (山地から亜高山に生え、全国に分布し淡紫色。)
モミジカラマツ (北海道と本州中部地方以北の亜高山帯〜高山帯の湿った草地に生える高さ20〜50pの多年草。)