カラフトダイコンソウ

最終更新日
2019/04/20
●学名
Geum macrophyllum var.sachalinense
●科名
バラ科ダイコンソウ属
●花期
6月〜9月
●生育地

北海道、本州の中部地方以北に分布。北部の山地に生える多年草。

●特徴

高さ60〜90cm。オオダイコンソウに似るが、茎にかたい剛毛がある。根生葉の頂小葉は先がまるい。茎葉は大きい。花は直径約1.5cm。集合果は球形。

●写真集

カラフトダイコンソウの花カラフトダイコンソウ 栂池自然園

●育て方

春から日によく当て、夏のみ半日蔭で育てる。

肥料は花後に置き肥をするほか、時々液肥を与える。

植え替えは早春か秋に行い、硬質鹿沼土:軽石などを混合した用土で植えつける。

増殖は株分けがよい。

●近縁種

オオダイコンソウ (北海道、本州の中部地方以北に分布し、ダイコンソウに似ているが、全体にやや大型で、あらくて長生が多い。)

ダイコンソウ (混生葉が大根の葉に似ており、山地や高原の林縁に生える多年草。)

チョウノスケソウ (高山帯の砂礫地や岩隙に生える落葉小低木。)

チングルマ (本州中部以北と北海道、千島、樺太、アリューシャン列島、カムチャッカ半島などに分布する。)

ミヤマダイコンソウ ( 北海道・本州の近畿地方以北、四国の石鎚山に分布し、高山帯に生える。)

●和名
樺太大根草。
●参考図書
山草辞典(栃の葉書房)、山に咲く花(山と渓谷社)