フタリシズカ

最終更新日
2015/12/28
●学名
Chloranthus serratus
●科名
センリョウ科ヒトリシズカ属
●花期
4月〜6月
●生育地
日本全国似分布。山林の比較的暗い場所に生える多年草。
●特徴

茎は高さ30〜60pになる。上部に対生する葉を相接してつけ、やや輪生状に見える。葉には短い柄があり長さ8〜16p、ふちにこまかい鋸歯がある。茎の先に数個の穂状花序をだし、小さな白い花を点々とつける。花弁はなく、3個の雄しべがまるく子房を抱く。

●写真集

フタリシズカフタリシズカ 花之江の郷

●育て方

木漏れ日がさす程度の半日陰に置く。地上部が枯れて休眠したら、雨の当たらない日陰に移す。
増殖は早春か、新葉が生育しかかったとき株分けを行う。種子は取播き。

●近縁種

センリョウ (山林の半日陰に生える常緑小低木。)

ヒトリシズカ (サハリンから日本、朝鮮半島、中国東北部に分布する多年草。)

●和名
二人静。 和名は静御前とその亡霊の舞姿をたとえたものだという。
●参考図書
園芸植物、日本の野草(山と渓谷社)、花と木の名前(主婦と生活社)