本州の紀伊半島南部、中国地方と四国、九州に分布。山地の林内に生える高さ10〜25pの多年草。
アサマリンドウ 庭の秋
春・秋はよく日に当て、真夏は半日陰で管理する。
水を好むので、乾いたら充分に灌水する。
春・秋に置き肥を与える。
植え替え適期は3月頃だが、秋の花後にも可能。
用土は赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などを用いる。
増殖は株分けのほか、5〜6月に摘心して挿し芽する。摘心したほうが、親株の丈も低くなって見栄えがする。実生もでき、早春にタネを播く。
エゾリンドウ (北海道、本州、中部地方以北の山地に自生。切り花として売られているリンドウは、エゾリンドウの栽培品。)
オヤマリンドウ (東北から中国地方、四国の亜高山に分布し、エゾリンドウに似るが花冠の上部が平開しない。)
タテヤマリンドウ (北海道と本州の中部地方以北に分布し、亜高山帯から高山帯の湿原に生え、全体が小さく、また花茎の数が少なく、花もやや小型で淡紫色〜白色のもの。)
ツルリンドウ (日本各地に分布するつる性の多年草。)
トウヤクリンドウ (本州の中部地方以北の高山帯の草地や風衝地、時に湿地の周辺に生え、花色が日本産のリンドウ属との種としては例外的な淡黄白緑色の多年草。)
ハルリンドウ (日当たりがよく、湿り気のある草地に生える越年草。冬はロゼットで冬越しする。)
フデリンドウ (山野の日なたに自生し、ハルリンドウよりやや小型。根元の葉はロゼットにならない。北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、サハリンなどに分布。)
ミヤマリンドウ (北海道・本州の中部地方以北に分布。花冠裂片の副片は平開する。)
ヤクシマリンドウ (屋久島に分布する高地の岩上に生える多年草。)
リンドウ (本州、四国、九州に分布する山野や田の畦などに生える多年草。)