42属620種を含み、熱帯を中心に分布し、温帯域には少ない。多くは多年草で、一年草もある。茎の所が膨大し、葉鞘をもつ葉は互生し、花はカタツムリ形花序やその集合した花序、花軸が短縮し頭状に見える花序につき、両性花で放射または左右相称、花弁と萼片ははっきり分化しており、3数性。子房は上位。植物体が多肉化したり、斑入りや美しい色彩の葉をもち、温室観賞植物として利用されている。
日本では染色に用いられたツユクサや、外来種のムラサキツユクサがよく知られている。Commelinはオランダの植物学者J・コメリンとK・コメリン兄弟の名に由来する。
(印象)ツユクサは庭植えしていると、思ったところに生えず扱いにくい。写真のツユクサは以前はどこでも見かけたが、最近あまり見かけなくなった気がする。
参考文献
園芸植物 (山渓カラー名鑑)
最終更新日 2018/02/26