集散状に数花つき1個ずつ総苞から出て朝はやく開花し、午後にはしぼむ。花弁のうち2個は大きく青く、1個は小さく白い。白花、白覆輪、葉に白斑のはいるなどの植物分類上の品種がある。
花の季節に花ごととって乾燥させたものは「鴨跖草(おうせきそう)」と呼ばれ、下痢止めや解熱剤として使われます。
古くから日本人に親しまれてきた花で、「万葉集」には儚さの象徴として詠まれた歌が残っています。
ツユクサ
春播きで、土質、場所を選ばない。繁殖は挿木も可。
オオボウシバナ (中国原産。大型で花も径4cmと大きい。)
トキワツユクサ (南アメリカ原産の常緑の多年草。暖地の林下などに見られる。)
ムラサキツユクサ (アメリカの東部から中西部に分布する。)