ナス科

ナス科の花

学名: Solanaceae

分類:双子葉植物

世界の熱帯から温帯に90属2500種。日本に7属23種、日本の固有種は6種。
多くは一年草で、一部に低木または高木、まれに蔓性になるものがある。花は両性、放射総称し集散花序または単一花を頂生や腋生する。花冠は筒状の基部をもち、漏斗状、釣鐘状、杯状で先端は5裂する。雄しべは5、雌しべは1で子房上位となる。ジャガイモ、ナス、トマト、タバコ、トウガラシなどの有用植物の多くを含むが、一般的にアルカロイドを含み、有毒植物が多い。

科名は一説によれば、チョウセンアサガオ類が持つ鎮静・鎮痛作用に基づくsollamen(安静)に由来するという。

(印象)園芸植物、これがナス科への偽らざる印象。山野草としてはちょっと不向きな花だろう。そして、どちらかというと、ナス、じゃがいも、トマトやピーマンなど食物になることが多いのもナス科の特徴だ。

 

ナス科の屬と花の紹介(四季の山野草編)


参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)   園芸植物 (山渓カラー名鑑)

最終更新日 2018/02/26

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