根茎をもち、根出葉は長柄を有し、掌状に深裂する。花は茎頂に単生し、無柄の総苞葉を持つ。萼片は花弁状で5〜8、黄色を呈する。
秋播きすると早春に発芽するが、開花までは2〜3年かかる。定植は8月または早春とする。砂質壌土で排水の良い用土を好む。
セツブンソウ (日本の中部地方で山裾の半日陰地に見られる多年草。)
ヨウシュセツブンソウ (キバナセツブンソウとオオバナキバナセツブンソウとの交雑種。一般にキバナセツブンソウとよばれているのは本種の種子による発芽株か、キバナセツブンソウとの戻し交配種であることが多い。)