ツツジ

最終更新日
2018/02/02
●学名
Rhododendron
●科名
ツツジ科ツツジ(ロドデンドロン)属
●花期
4月〜6月
●生育地

北半球温帯、熱帯高山、特にヒマラヤ、中国、日本などに多く、 850種が自生する常緑、落葉の低木、高木。

●特徴
19世紀にヨーロッパに紹介され、アザレアやエクスバリーアザレア(西洋ツツジ)などがつくり出されました。多くは落葉または半落葉で、日本では一般的に春に咲くのがツツジ、初夏(5月頃)に咲くのがサツキ、常緑のものはシャクナゲと呼び分けています。
●写真集

ツツジツツジ 星野自然村の早春

ツツジツツジ 太平山の自然

●育て方

日当たりと水はけの良い場所に植える。花芽は夏に出るので、選定は花が終わったら梅雨前に行うとよい。

●近縁種

アズマシャクナゲ (日本固有。信州、飛騨の山から関東、東北の亜高山帯の山の岩場や礫の多い林内や林縁に生える常緑低木。)

ヤマツツジ (日本全国の浅い山に自生する半落葉低木。)

●和名
躑躅
花名の語源は、花の形が筒状になっているから、次々と続いて連なって咲くからなど諸説があります。

●花言葉

慎み、節度
(赤)愛の喜び
(白)初恋

「愛の喜び」は、響くように明るい赤色から、「初恋」は純白の染められていない美しさからきています。

●参考図書

園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著、ナツメ社)