タテヤマウツボグサ

最終更新日
2016/02/17
●学名
Prunella prunelliforimis
●科名
シソ科ウツボグサ属
●花期
7月〜8月
●生育地
日本固有種。本州(中部地方以北の日本海側)に分布し、亜高山帯〜高山帯の草地に生える多年草。
●特徴

高さ20〜40p。葉身は長さ3.5〜7p。葉柄はふつう長さ5o以下。上部の葉は無柄。萼歯の先は芒状。花冠は長さ2.5〜3pで、下唇は上唇より短い。

●写真集
タテヤマウツボグサの花タテヤマウツボグサ 白馬・栂池

●育て方

風通しの良い日当たりで管理する。日当たりが悪いと間延びする。

用土は山砂を主体に水はけ良く植え、水切れしない程度に潅水する。

平鉢か朝鉢に群生させると見栄えがする。早春の芽だし前に株分けを兼ねて植え替え、実生は採り播きか翌春に播く。

●近縁種

ウツボグサ (北海道〜九州に分布し、山地の草地に生える多年草。)

ミヤマウツボグサ (ウツボグサの変種。走出枝を出さず、全体がやや小型であるので区別がつく。ウツボグサの寒冷地ややせ地に生えた矮小型として、区別しないこともある。)

●和名
立山靭草
●参考図書
高山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)