地下茎は細く横に走る。茎は高さ20〜50cm、ふつう2分枝する。葉は長さ4〜10cm。葉腋から細い花柄を下げ、花を下向きにつける。花被片はそり返る。果実は球形で赤く熟す。黒く熟すものをクロミノタケシマランという。
タケシマランの花
タケシマランの実
タケシマラン 白馬・栂池
年間を通して半日陰で管理。
灌水は乾き具合を見て与える。
植え替えは芽出し前か、葉の枯れた直後に行い、赤玉土・硬質鹿沼土などの混合土で水はけ良く、中深鉢に植え付ける。
増殖は株分けによる。
赤く塾す実も美しく、観賞用に栽培される。
オオバタケシマラン (花柄の途中に関節があり、そこからねじれる。)
ヒメタケシマラン (基本種、全体が小形で葉の縁に毛がある。)