地中海地域を中心に、ユーラシア、南北アメリカ、東アフリカに110種が分布。
本種はシチリア原産の蔓性の一年草。
イタリア・シシリー島生まれのこの花が世界中に広がったのは、エドワード7世(1841〜1910年)の王妃アレクサンドラが、式典や晩餐会で常に飾っていたことからといわれています。甘い香りは、ヨーロッパの女性たちに受け入れられ、寝室に飾る花として定着しました。
4m近くにまでなる。葉は互生し、一対の小葉からなる。花は腋生し、長い花柄の先に蝶形花が1〜4つく。野生種の旗弁は赤紫色。翼弁は淡青色で葉脈がはいる。花色は青紫、紅紫、緋赤、紅赤、桃紅、桃、赤橙、クリーム。
スイートピー 庭の夏
10月に種子をまくと5〜6月に開花する。
夏咲き系花壇用は、耐寒性が強く、長日下で花芽が分化、発達する。
冬咲き系切花用は、温室で栽培され、耐寒性、耐暑性ともに弱く、開花に長日の影響がなく、低温処理で開花が促進される。ほかに両者の中間の性質を持ち、5月に開花する春咲き系もある。
ランラス・モンタナス (原産地がヨーロッパの多年草)
カオリエンドウ、ジャコウレンリソウ