シロバナニガナ

最終更新日
2016/02/22
●学名
Ixeris dentata var.albiflora
●科名
キク科ニガナ属
●花期
5月〜7月
●生育地
北海道、本州、四国、九州に分布。山地の明るい土手や草地に群生する多年草。
●特徴
茎の上部に 集散花序に出し、白い頭花を付ける。舌状花が8〜11枚。
●写真集

シロバナニガナシロバナニガナ 栗駒山

●育て方

日当たりで管理し、灌水は控えめ、肥料も薄い液肥を月に1〜2回程度とし、しめてつくる。

植え替えは毎年、硬質鹿沼土を主体に硬質赤玉土を少々加え、浅めの鉢に植え付ける。その際、細根を半分以上切りつめ、新しい根で株を維持するようにする。

増殖は実生や挿し芽による。

●近縁種

イワニガナ (日本各地に分布。日当たりの良い野山に自生する。別名ジシバリ。)

オオジシバリ (北海道西南部〜沖縄に分布。日当たりの良い道ばたに自生。)

クモマニガナ (本州〜九州に分布。高山帯の岩場に自生。 茎が太く、花弁が11枚 。)

シロニガナ (白花で、舌状花が5〜7枚。)

タカネニガナ (本州〜九州に分布。高山帯の岩場に自生。花弁が9〜10枚。)

ニガナ (シロバナニガナの母種。野山の草地に生える多年草。)

ハナニガナ (シロバナニガナの黄花。ニガナより茎が丈夫で、高く育つ。)

ハマニガナ (本州〜九州に分布。砂浜に多く自生。)

●和名
苦菜。茎や葉に苦味のある乳液を含んでいることから苦菜の名がある。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、山草図鑑(栃の葉書房)