ハナニガナ

最終更新日
2018/12/16
●学名
Ixeris dentata var. albiflora f. amplifolia
●科名
キク科ニガナ属
●花期
5月〜7月
●生育地
日本全国に分布し、山地の林縁や草原に生える多年草。
●特徴
ニガナの変種でシロバナニガナの黄花。ニガナより茎が丈夫で、高く育つ。小花が7〜11個くらいと、ニガナの5個に対して多い。
茎葉の基部はハート型、茎を抱く。高さ10〜50cm。
●写真集

ハナニガナハナニガナ 尾瀬

●育て方

日当たりで管理し、潅水は控えめ、肥料も薄い液肥を月に1〜2回程度とし、しめてつくる。

植え替えは毎年、硬質鹿沼土を主体に硬質赤玉土を少々加え、浅めの鉢に植え付ける。その際、細根を半分以上切りつめ、新しい根で株を維持するようにする。

増殖は実生や挿し芽による。

●近縁種

イワニガナ (日本各地に分布。日当たりの良い野山に自生する。別名ジシバリ。)

オオジシバリ (北海道西南部〜沖縄に分布。日当たりの良い道ばたに自生。)

クモマニガナ (本州〜九州に分布。高山帯の岩場に自生。 茎が太く、花弁が11枚 。)

シロバナニガナ (ニガナの変種で花が白い。)

タカネニガナ (本州〜九州に分布。高山帯の岩場に自生。花弁が9〜10枚。)

ニガナ (シロバナニガナの母種。野山の草地に生える多年草。)

ハマニガナ (本州〜九州に分布。砂浜に多く自生。)

●和名
花苦菜。
別名オオバナニガナ。
●参考図書
日本の山野草(NHK出版)、山草図鑑(栃の葉書房)、高山に咲く花(山と渓谷社)