センニチコウ

最終更新日
2016/08/27
●学名
Gomphrena globosa
●科名
ヒユ科センニチコウ属
●花期
7月〜10月
●生育地
パナマ、グアテマラ原産の春まき一年草。
●特徴

草丈50cmになり、粗毛がある。葉は対生し、長さ5〜10cm、幅約4cmの長卵形。茎は長く、よく分枝した茎の先端に径1cmぐらいの花を付ける。球状の花は苞が発達したもので、かたくてカサカサしている。

●写真集

センニチコウの花センニチコウ 野山の秋

●育て方

4月中旬〜5月にタネをまく。本葉が4〜6枚になったら日当たりと水はけの良いところに植える。

●近縁種

キバナセンニチコウ (ストロベリ−フィールドという赤い花の品種が人気。)

●和名
千日紅。
別名、センニチソウ。 センニチボウズ。
●花言葉

変わらぬ愛。永遠の恋。不死。
小さくて丸い愛らしい花姿が特徴で、百日紅より長く咲くので千日紅と名付けられました。もともと乾燥に強く、ドライフラワーとなっても花色があせないため、ヨーロッパでは、乾燥させてから冬の室内飾りにしたり、お墓に供えたりする風習があり、また中国でも女性が簪(かんざし)に使っていたといわれています。花言葉もそんな花の色あせない性質に由来してつけられました。花のように見える赤い部分は葉が変形し発達した苞で、花びらはすぐに散ってしまいます。

●参考図書
花と木の名前(主婦と生活社)、園芸植物(山と渓谷社)、美しい花言葉・花図鑑(ナツメ社)