高さ60〜100cm。花は長さ3pくらい、唇形で、上唇は深く2裂し、下唇は浅く3裂する。葉は多数互生し、披針形で長さ4〜8cm、細かい鋸歯がある。
サワギキョウの仲間は世界の温帯から熱帯にかけて約200種ほどあり、日本には田の畦などに生えるミゾカクシなど5種が分布する。
サワギキョウ 尾瀬
日当たりで管理する。
用土は硬質鹿沼土7に軽石砂3を水もちよく配合し、表土に乾燥防止の生ミズゴケを張るとよい。通年、日向におく。
水やりは水を好むので、表土の乾きを見てたっぷりと与える。
肥料は少なめでよい。
植え替えは3月頃、水もち良く、赤玉土・硬質鹿沼土・ケトの混合土などを用いて植え付ける。梅雨時期に茎を切り戻すと低くつくれる。切った茎は挿し芽にできる。
殖やし方は株分け、挿し芽、実生による。挿し芽は摘心した穂を硬質鹿沼土に挿せば2週間ほどで発根する。タネは早春にまく。
栽培される外国種に
オオロベリアソウ (北米原産の育てやすい普及種、濃青色花)
ベニバナサワギキョウ (北米原産、紅色花)
ロベリア (南アフリカ原産の1年草。 )
ロベリア・ゲラルティー (オオロベリアソウとベニバナサワギキョウの交配種と言われ、花色が濃い赤紫色)
また、ニュージーランドやオーストラリア原産のロ・アングラータやロ・ペドンクラータなども普及する。