- 最終更新日
- 2016/06/17
- ●学名
- Cornus officinalis
- ●科名
- ミズキ科ミズキ(コルヌス)属
- ●花期
- 4月〜5月
- ●生育地
- 中国、朝鮮半島原産の落葉樹で、江戸時代に薬用樹として渡来した。
- ●特徴
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春一番に咲く黄色の花と秋に紅熟する果実が魅力で、古木らしい幹肌も楽しめる。果実を焼酎に漬けた山茱萸酒は滋養、強壮の薬。
日当たりの良い適潤な肥沃地に生える。
- ●写真集
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サンシュユ 星野自然村
- ●育て方
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秋の落葉後が植えつけ適期。ミズキ類は春早くから水を上げはじめるので、春先の移植は避けたい。萌芽力が強いので、落葉期には自由に剪定することができる。
- ●近縁種
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ゴゼンタチバナ (北海道、本州中部地方以北、四国の亜高山帯〜高山帯の林下や林縁に生える高さ5〜15cmの多年草。)
ハナミズキ (アメリカヤマボウシ。)
ヤマボウシ (全国の山地に分布する落葉樹。)など。
- ●和名
- 山茱萸
別名アキサンゴ、ハルコガネバナ。「春黄金」は、春に小さな黄金色の花をいっぱいに咲かせることから、「秋珊瑚」は秋に珊瑚のようなきれいな赤い実を付けることからつきました。
- ●花言葉
- 耐久、持続、気丈な愛
実はお酒に漬けたり、乾燥させて煎じたりして飲むと、滋養強壮や疲労回復に効果があるといわれており、花言葉も薬用として使われてきたことに由来しています。
- ●参考図書
- 園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、花と木の名前(ブティック社)