茎は50〜100cmで紫色を帯び、いなずま形に曲がる。葉は長さ5〜18cm、幅9〜27cmあり、頭花は5〜6個の筒状花と5個の総苞片からなる。
オオカニコウモリ 尾瀬
明るい日陰でやや湿り気味に育てるが、過湿は根腐れの原因となるので注意する。
肥料は春・秋に有機質肥料を置き肥するほか、薄い液肥を与える。
植え替えは赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで、深鉢に水はけ良く植え付ける。
増殖は株分け・実生による。
イズカニコウモリ (伊豆半島特産。高さ40〜60pの多年草。葉はふつう2個つき、下の葉は長柄があり、腎形で約12cm。上の葉はやや小さい。9〜10月、頭花は総状の円錐花序に多数つく。)
カニコウモリ (亜高山帯付近の針葉樹林に生える多年草。)
コウモリソウ (深山のやや湿った林の下に生える多年草。)
モミジガサ (本州の近畿以北と四国に分布。山地の林下に生える90pほどの多年草。)