ニチニチソウ

最終更新日
2019/10/04
●学名
Catharanthus roseus
●科名
キョウチクトウ科ニチニチソウ(カタランサス)属
●花期
初夏〜秋
●生育地
マダガスカルを中心とする熱帯から亜熱帯地方に8種が分布する亜低木で、非耐寒性のため園芸的には一年草として扱われる。
●特徴

草丈50cm以上の高性種と30p前後の矮性種がある。

キョウチクトウの仲間で毒を持っているため取り扱いには注意が必要ですが、成分の一つに抗がん作用があるといわれ、一時もてはやされたことがあります。

●写真集

ニチニチソウの花ニチニチソウ

●育て方

高温、乾燥、強光には強いが低温と降雨には弱い。

日当たり、水はけの良い場所なら土質を選ばないが、移植を嫌う。

繁殖は通常種子で行うが、嫌光種子のため覆土が必要。

●近縁種

ツルニチニチソウ (本種は葉に白覆輪が入った斑入り品種。日なたから半日蔭で育ち、グラウンドカバーに最適。)

園芸品種にリトル、ブリティー、クーラー、トロピカーナなどがある。

●和名
日々草。
別名ニチニチカ。ビンカ。
●花言葉
生涯の友情、やさしさ、若い友情、楽しい思い出。
その名のごとく、次から次へと日々途絶えずに新しい花を咲かせ、それぞれが3〜4日咲き続けるので、花壇はいつも花でいっぱいになります。そんなたくさん咲いている様子が、友達とワイワイ楽しくおしゃべりしているように見えることから、友情にまつわる花言葉がつきました。
●参考図書
日本の園芸植物(山と渓谷社)、花と木の名前(主婦と生活社) 、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著、ナツメ社)