ミツガシワ

最終更新日
2016/06/01
●学名
Nephrophyllidium trifoliata
●科名
ミツガシワ科イワイチョウ属
●花期
5月〜8月
●生育地

北海道・本州・九州に分布し、湿原や浅い沼に生える多年草。

●特徴

高さ約30p、長く太い根茎がある。根生葉は3小葉からなり、小葉は卵状楕円形、葉質はやや厚い。水中から突き出した茎の上に総状花序をつくり、径1〜2pの白花を付ける。花冠は5裂し、裂片の縁に短い毛がある。

●写真集
イワイチョウミツガシワ 上三依水生植物園
●育て方

年間を通して日当たり・風通しの良い場所で管理する。

肥料は有機質肥料を根周りの土中に挿す。

植え替えは3月頃行い、睡蓮鉢のような底穴のない器や底あなをふさいだ鉢に硬質赤玉土・ケトなどで植えて水を張る。池に植えても良い。

増殖は株分けによる。

●近縁種

イワイチョウ (深山や亜高山の湿原に生える多年草。)

●和名
三槲。3枚の葉が三ツ柏の紋章ににていることから名が付いた。
別名ミズハンゲ。
●参考図書
山草図鑑(栃の葉書房) 、高山に咲く花(山と渓谷社)