地下茎は太く横たわり、ひげ根を下ろす。根生葉には長い柄があり、葉は長さ・幅とも3〜10pの腎臓形で厚く、先はゆるくへこみ、表面には光沢があり、縁には細かな鋸歯がある。7〜8月に高さ20〜40pの花茎を伸ばし、星形をした白色5弁花を咲かせる。
風通しの良い日当たりで管理する。
毎日充分に潅水し、水切れに注意する。
肥料は定期的に薄い液肥を与える。
赤玉土・鹿沼土の混合土などで中深鉢に植え付ける。
増殖は株分け・実生による。栽培の難しい品種である。
ミツガシワ (山地の湿地、沼に生える多年生の水草。)