ジョウシュウアズマギク

最終更新日
2016/07/03
●学名
Engeron tyunbergi ssp.glabratus var. heterotrichus
●科名
キク科ムカシヨモギ属
●花期
7月〜8月
●生育地

上越地方の至仏山、谷川岳などの蛇紋岩地に生える多年草。

●特徴

葉は幅2〜5o、ほとんど無毛。冠毛はやや長く長さ約3.5o。

●写真集
ジョウシュウアズマギクジョウシュウアズマギク 至仏山

●育て方

日当たりと風通しの良い場所で管理する。

潅水は1日1回を目安に行い、過湿に注意し、梅雨時期は雨に当てない。

春・秋有機質肥料を置き肥する。

早春か秋に植え替え、用土はエゾ砂や軽石などに硬質鹿沼土を混合する。

株分けか実生で増殖する。実生は採り播きにするか翌春に播く。

●近縁種

アズマギク (冠毛が紅赤色。ミヤマアズマギクは白色)

アポイアズマギク (北海道アポイ岳に分布。ミヤマアズマギクの花は紅紫色が多いのに対し、白花のものが多い。)

シロバナミヤマアズマギク (白花品。)

ミヤマアズマギク (北海道・本州の中部地方以北の高山に自生。アズマギクの冠毛が紅赤色に対して本種は白色。)

●和名
上州東菊
●参考図書
日本の高山植物(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)