葉は4〜6個が輪生状につき、長さ2〜6cm、幅1〜3pの菱形上楕円形で両端ともとがる。花は小さく、10数個が集まってつく。白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で長さ0.7〜1cm。核果は直径5〜6oで赤く熟す。
ゴゼンタチバナ 尾瀬
ゴゼンタチバナ 白馬・栂池
新葉は展開するまではよく日に当て、夏は半日陰で管理する。
灌水は乾いたら与え、過湿に注意する。
肥料は有機質肥料を多めに与える。
植え替えは早春、赤玉土・硬質鹿沼土・軽石の混合土で植え付ける。
増殖は株分けか実生により、実生は採り播きする。
エゾノゴゼンタチバナ (北海道の根室・釧路・北見地方の山地帯の針葉樹林下に生える高さ5〜20cmの多年草。ゴゼンタチバナに似ているが、葉は輪生状にならない。)
サンシュユ (中国、朝鮮半島原産の落葉樹。)
ハナミズキ (アメリカヤマボウシ。)
ムラサキゴゼンタチバナ (総苞片が紅紫色のものをいう。)