ギンリョウソウ

最終更新日
2016/06/11
●学名
Monotropastrum humile
●科名
ツツジ科ギンリョウソウ属
●花期
5月〜8月
●生育地
日本各地に分布。暗い樹林下の湿った腐葉土に生える。
●特徴

草丈は5〜15cmほど。茎も鱗片状の葉も花も同質の透明感のある乳白色で各部位の区分ははっきりしない。花は長さ2cm前後、茎頂に1個うつむきかげんに咲き、前後が開いた筒状鐘形、雄しべの葯が唯一黄色く、植物であることを確認できる。

葉緑素を持たない腐生植物。虫媒花で種で殖える。

●写真集

ギンリョウソウギンリョウソウ 尾瀬

●育て方

腐生植物で、栽培はできない。

●近縁種

イチヤクソウ (山地の林内のやや高いところに生える腐生植物。)

ベニバナイチヤクソウ (、亜高山針葉樹林帯の林内に生える多年草。腐生植物。)

●和名
銀竜草。
別名ユウレイタケ。
●参考図書
山草辞典(栃の葉書房)、山の花1200(平凡社)