ブラジル原産の一年草。耐寒性はないが、最低気温が5℃以下にならない地域では戸外で越冬する。
3月下旬に、日当たりと水はけの良いところに植える。光線が不足すると花がつかなくなる。冬は室内で5℃に保つ。初夏または9月にさし芽して殖やせる。
現在の園芸品種の多くは3倍体で、種子の実らないF1品種が主体で、種子ができないので株が弱らず常に株を覆うように花が咲く。初夏から秋にかけての花壇材料として、重要のものとなっている。
花色には赤、白、桃色、白に覆輪などがある。花には一重だけでなく、八重咲きもある。葉色も緑葉、銅葉があり、斑入りのものもある。
ベゴニア
種子は非常に繊細で、発芽適温は20〜25℃。ピートパンなどに撒き、本葉2〜3枚で移植する。挿し芽でも殖やせ、20℃以上のときに、花芽のない茎をパーミキュライトなどに挿す。
シュウカイドウ (中国、マレー半島の原産の一年草。日本には江戸前期に渡来した。)