アカツメクサ

最終更新日
2016/01/01
●学名
Trifolium pratense
●科名
マメ科シャジクソウ属
●花期
5月〜10月
●生育地

道ばた、荒れ地(に生えるヨーロッパ原産の多年草(牧草として明治初年に渡来したものが各地で野生化している)。

●特徴

ハーブとして扱われ、咳や痰、便秘に良いとされる。
茎は高さ30〜50cmになり、褐色の軟毛が生える。葉は3小葉からなり、小葉には淡緑色の斑紋がある。葉のわきに多数の花が密集して頭状に集まる。花は紅紫色で長さ1.3〜1.5cmある。

●写真集

アカツメクサアカツメクサ 野山の春

●育て方

夏は半日陰が無難、乾燥し過ぎに注意する。耐寒性は問題ない。

●近縁種

シロツメクサ (ヨーロッパ、北アフリカ原産の多年草。クローバーの名でよく知られている。)

ストロベリー・キャンドル (原産地ヨーロッパ。 花穂が愛らしく、切り花としてよく利用されるようになった。)

●和名
赤詰草。シロツメクサの白い花に対して、赤い花色からこの名がある。
別名ムラサキツユクサ。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、野草の名前の手帖(ブティック社)