地下走出枝を出す。花茎や花柄、葉柄に腺毛がある。根出葉は直径2〜6pの心円形〜広卵形で浅く5裂し、基部は深い心形。花茎は高さ10〜40pで、白い花がややまばらな総状につき、下向きに咲く。花弁は針状で、萼片が花弁のように見える。雄しべは長くつきでる。心皮は2個で大小があり、舟形の袋果になる。
ズダヤクシュ 白馬・栂池
半日陰の涼しい場所で管理し、灌水はやや控えめにする。
肥料を好むので、春・秋に有機質肥料を置き肥するほか、薄めの液肥を月1回程度与えると生育が良い。
植え替えは2〜3年おきの春か秋に行い、赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで植え付ける。あまり小さく分けてしまうと株が弱るので注意する。
Tiarella cordifolia (洋種ズダヤクシュ。北米東部産の常緑多年草。)