四季の山野草/山野草図鑑
主として北半球の暖帯〜寒帯に分布し、5属約350種ある。日本には2属31種がある。落葉低木または高木。花は単性、原則として雌雄異株、まれに雌雄同株の個体がある。葉は単葉で互生する。花は尾状花序の苞のわきに1個ずつつく。花被はない。花柱は2〜4個、子房は1室。果実は刮ハ、縦に2裂する。種子に束毛がある。
(印象)早春、ネコヤナギの綿毛を見ると、寒さと暖かさの混濁のなかで、ああもうすぐ春なんだと感じさせられる。
参考文献 日本の固有植物 (国立科学博物館叢書) 高山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)
最終更新日 2018/02/26
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