四季の山野草図鑑／スベリヒユ科

氾世界に３２属３８０種、日本に２属３種、日本の固有植物は１種、APGⅢ分類体系でも科の扱いに変更はない。
熟すと横に裂ける果実が特徴。南アメリカ原産のマツバボタンは江戸時代末期から栽培され、多くの品種がある。

（印象）代表選手としてのポーチュラカやマツバボタンなどしか知らないが、きれいな花で、どちらかというと背丈も低く小柄な花。山野草扱いしても良さそうな要素を持っている。

スベリヒユ科の屬と花の紹介（四季の山野草編）

スベリヒユ属（Portulaca）・・・２０種が熱帯を中心に知られている。
日本の固有種として奄美大島と沖縄郡島の海岸のさんご礁岩上の乾燥した特殊な環境にオキナワマツバボタンがわずかに分布する。花期でも十分な日光量がないと開花しない。小笠原諸島に知られているマルバケツメクサは自生とする見解と帰化とする見解とがある。
本属にはポーチュラカ（別名ハナスベリヒユ）、マツバボタンなどが含まれる。

最終更新日　2018/02/26