イソマツ科

イソマツ科の花

学名:Plumbaginaceae

分類:双子葉植物

北半球の寒冷地を除く世界中に27属730種が分布する。日本にはイソマツ属1属の4種が分布し、日本の固有植物は1種。APGV分類体系でも科の扱いに変更はない。
海岸や乾燥地に生える一年草または多年草が多く、低木や蔓性になるものがある。葉は全縁で互生またはロゼット状。花は両性で5数性、放射相性、総状、穂状または円錐花序、頭状の集散花序などさまざま。萼片は膜質で合着して筒状となり花弁の基部を包む。萼裂片は花弁状になるものもどきにあるが、多くは幹膜質。
plumbumは「鉛」の意味。同課のルリマツリは、鉛毒に効果があると信じられている。

(印象)手強い。ルリマツリモドキを地植えにしたところ、勢いよく伸びだし、狭い庭を占拠しそうになったのでやむを得ず根元からカットした経験がある。環境さえ整えば、かなりのお花畑も期待できるだろう。

 

イソマツ科の屬と花の紹介(四季の山野草編)


参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)   園芸植物 (山渓カラー名鑑)

最終更新日 2018/02/26

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