ヨツバヒヨドリ

最終更新日
2016/07/09
●学名
Eupatorium glehnii
●科名
キク科ヒヨドリバナ属
●花期
8月〜9月
●生育地
北海道・本州(近畿地方以北)・四国に分布。深山に生える多年草。
●特徴

高さ1mほどになる。葉は3〜4個が輪生し、長楕円形で長さ10〜15p。頭花は密な散房状につく。

●写真集

ヨツバヒヨドリの花ヨツバヒヨドリ 夏の野山

●育て方

年間を通して日当たりのよい場所で管理する。
潅水は1日1回を目安に充分与える。
肥料は多肥にすると草丈が伸び、野趣に欠けるので、春・秋に置き肥する程度でよい。
やや乾き気味に育てると薬40pで花を咲かせられる。
用土は赤玉土・鹿沼土を混合して中深鉢に植え付ける。
増殖は株分け・挿し芽による。

●近縁種

サケバヒヨドリ (本州の関東西南部以西〜九州の山地に自生する。葉が細く裂ける。花期は9〜11月。)

サワヒヨドリ (山地の日当たりの良い湿地に生える多年草。)

ヒヨドリバナ (日本各地の山地に自生する。高さ1〜2mになり、8〜10月に、白色まれに淡紫色の頭花を散房状に咲かせる。)

フジバカマ (本州の関東以西〜九州の土手や河岸などに自生する中国原産の帰化植物。花期は8〜9月。

●和名
四葉鵯。
●参考図書
山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)